昨年11月に、桐島ノエルさんの「クンダリニーヨーガ」の2日間講座を受けてきた。(写真)
「感情を解放する」というサブタイトルに惹かれてだ。
しかし、受けてみたら、私が10年以上前に習ったヨーガ・セラピーそのまま。
アーサナをきれいに行うことを目的とせず、じっくり味わうように行う。
ヨーガは、体操ではなく、
行者さん達が、自分は何者なのか、なぜ生まれてきたのか、ここにいる意味を問うための
「瞑想」をし続ける身体を保つためにされ始めたものと、
私が教わった通りのことを言ってくれる。
あとで調べてみたら、クンダリニーヨーガは、紀元前のインドから伝わるヨーガの王道ラージャヨーガがベース。
ヨーガ・セラピーと同じなのだ。
アメリカに渡って、クンダリニーヨーガという名前を付けて、広まったらしい。
ま、その辺の詳しいことは、関係者ではないので間違っていると困るので省略。
ちなみに、桐島ノエルさんは、華やかな芸能人的なイメージを持って行ったら、全然。
教え方も、人柄もすごくナチュラルで、気持ちのよい方でした。
ポーズがきれいにできるのがヨーガだとか、
アクロバティックなのがヨーガだとか、
呼吸法がヨーガだとか、
そんなことを気にして、振り回されてきたこの12年。
違うよ!、そう言いたいけれど、
「ヨーガ」という言葉だけが独り歩きして、何にでもヨーガを付ければ、ヨーガになるという風潮に巻き込まれ、迷い続けた。
実際、ヨーガクラスを開催したものの、
そうなんです、
ちっともポーズはきれいにできてないし、ヨーガインストラクターのイメージからはほど遠い、でぶった体型だし
こんな私じゃ、ヨーガでいいたいこと、うまく言えない、ヨーガクラスはやめよう、何回も思った。
生徒さんは、ちっとも増えない。
たった一人の生徒さんも来られなくなったし、これを潮にやめよう、と何度も思った。
ところが、そういう時に限って、ヨーガやりたいと連絡が来る。
そういうことが、何回もあった。
辞めさせない、天の計らいと思って、続けてきたけど、
本当にやりたいヨーガができない。
どうしたらいいかもわからない。
いずれの日にか・・
20年くらい先じゃないとできないかぁと、遠い遠い先の目標にしていた。
ところが、クンダリニーヨーガを受けてみたら、アラ、これでいいの?
2日目の感情の解放のためのヨーガのやり方は、体力の低下している人には、かなり厳しいと感じた。
私だったら、こういう風にしたい・・と、考え始めた。
ノエルさんのやっていたクンダリニーヨーガよりも、教わったヨーガ・セラピーよりも、
もっとゆっくり。
もっと自分を眺めて、感じて。
自分の中心に戻って。
20年後くらいにできればと思っていたことが、少し見えてきたみたい。
そこにたまたま、長野メンタルステーツの富井さんが、「身体のことを感じることしたいんだよね。水野さん、ヨーガやってたよね?」
富井さんって、私がヨーガクラス開いてること、ず~っと前から知ってたよね?
なぜ今?
これも、天からのプッシュでしょうか?
富井さんも含めて何人かにお試しに受けていただいた、「気づきの瞑想ヨーガ」、評判いい。
「思ってたよりずっと良かった。続けたい。」
「瞑想をもっと入れたヨーガがしたかったんです。」
「はじめは自分の身体を感じてたのに、途中から、身体の感覚がなくなって・・、宙にでもいるような感じになって、よかったです。」
取りあえず、1回受けていただいた方々の感想。いいみたい。
そっか、20年も待ってないで、もう始めよう!
この12年、迷い続けているうちに、ヴェーダンタの学びも開始し、それが、私には、ヨーガとうまく合致して、発酵したみたい。
(ヨーガとヴェーダンタは別の学派なので、こだわる方には、ごめんなさいですが)
歩きながら、学べばいいんだ。
それに、なんだかんだで、もう12年以上も携わってきたんだから、案外自分が思ってるより、できてることもあるのかもしれない。
ようやく、 周りを気にしないで、自分のやりたいことをやる思い切りがついた。
ということで、今年から、「気づきの瞑想ヨーガ」クラス始めます!
瞑想好き、自分のことしっかり見たいけどやり方わからない方、じっくり自分のための時間取りたい方、自分を取り戻したい方にはピッタリかな。
ここでお断りさせていただきますが、体操とか、呼吸法と考えてこられると、さぞつまらないと思うんですよ。
でも、健康法ではあると思います。
心と身体が真の自分に出会う健康法。
少しずつ始めようと思います。
※ヨーガクラスは、実施日、時間等は表に出しておりません。
ご興味がある方は、お手数ですが、直接お問い合わせください。
現在は、実施回数も少なく、部屋のキャパの関係で、人数制限させていただいております。
大変申し訳ございませんが、最初から1回だけのつもりの場合は、ご遠慮くださるようお願いいたします。
※ヴェーダンタ勉強会 日程・場所・料金等 → ヴェーダンタ長野2015